「風さがし」の歌詞 清浦夏実

風かぜの行方ゆくえを 探さがして来きたけど…
一人空ひとりそらを見上みあげて 少すこしお休やすみ

忘わすれていた 梔子くちなしの匂におい感かんじて
ふぅ…、深呼吸しんこきゅう そうね、気きがついた

空そらはまだ蒼あおく あなたまでつながってるの
だから 大丈夫だいじょうぶ
私わたしきっと見みつけるよ
いつかあなたに届とどくように

風かぜに誘さそわれて 走はしって来きたけど… なぜか
何処どこか知しらない場所ばしょで 道みちに迷まよった

いつのまにか セイタカ草そうの並ならぶ道みち
はぁ…、ため息いき でもね、平気へいきだよ

雲くもが流ながれてく その先さきにあなたがいるの
だから 信しんじてる
私わたしきっと追おいつくよ
いつもあなたを想おもうから

一人ひとり…寂さみしい?
見みつけて 風かぜの向むこうで
笑顔えがお 泣なき顔がおだって
分わかち合あえる 誰だれかがいる

今いまはまだ来こない 大人おとなになったその時ときに
きっと 見みつかるように
想おもいは時ときを超こえてく
いつかあなたに届とどくように

私わたしらしくある為ために