「ラヴ」の歌詞 清竜人

愛あいされてるという確たしかな安心あんしんがそこにないようなら
愛あいすることが出来できないくらい小ちいさな器うつわしかないの?

なぜ可能性かのうせいが0ゼロということはないと知しっておきながら
実みのるか否いなか分わからない愛あいに生いきるのが恐こわいの?

ぼくは 不甲斐ふがいないよ

疾とうに中途半端ちゅうとはんぱなプライドや理性りせいや羞恥心しゅうちしんも捨すてたはずだったのにな
今いま 涙なみだが止とまらないよ ねぇ

こうして ぼくが 数かぞえ切きれぬ 数かぞえ切きれぬ 程ほどの 自問自答じもんじとうを
さぁ 繰くり返かえす 繰くり返かえす 程ほどに 喜よろこんでいても 苦くるしんでいても
今いまの ぼくには 何なにも分わからない

このままいつまでもあなたを一方的いっぽうてきに愛あいしていくよりも
他ほかの誰だれかと愛あいし合あう方ほうが幸しあわせになれると言ゆうの?

あなたを愛あいすることだけで 頭あたまも胸むねもいっぱいのはずが
いつしか己おのれが愛あいされることばかり考かんがえていたよ

ぼくは 不甲斐ふがいないよ

やっと中途半端ちゅうとはんぱな人間性にんげんせいや思想しそうや価値観かちかんも捨すてられると思おもったのにな
今いま 赤あかい血ちが止とまらないよ ねぇ

こうして ぼくが 数かぞえ切きれぬ 数かぞえ切きれぬ 程ほどの 自問自答じもんじとうを
さぁ 繰くり返かえす 繰くり返かえす 程ほどに 喜よろこんでいても 苦くるしんでいても
今いまの ぼくには 何なにも語かたれない

悲かなしくて 辛つらくて 苦くるしくて 恐こわくて 愛いとしいよ

もう世界せかいでは出逢であっては別わかれが普通ふつうになっていて でも ぼくは
そう ぼくは 生いきないと豪語ごうごして でも今いま 正当化せいとうかに走はしろうとも窺うかがっている
弱よわい自分じぶんは何なんですか?
そして 少すこしずつ また 少すこしずつ ぼくの愛あいも消耗しょうもうしていくの?

こうして ぼくは 数かぞえ切きれぬ 数かぞえ切きれぬ 程ほどの 自問自答じもんじとうを
さぁ 繰くり返かえす 繰くり返かえす

馬鹿ばかみたいに

また違ちがうヒトを好すきになる口実こうじつが欲ほしいの?

ただ自分自身じぶんじしんの哲学てつがくを押おし通とおしたいの?

正ただしいとしても 間違まちがいとしても 今いまの ぼくには 何なにも分わからない