「柊の通学路」の歌詞 渡り廊下走り隊

空気くうきがピンと張はった
真冬まふゆの通学路つうがくろは
何なんにも描かかれてない
まっさらなキャンバスね

どこかの角かどで
出会であえるかな
「おはよう」なんて
言いえるでしょうか?
朝あさもやの中なか 自転車じてんしゃに乗のった
あなただけが気きにかかるの

初恋はつこいは
柊ひいらぎに似にている
白しろい花はな
恥はじらい風かぜに揺ゆれて…
毎日歩まいにちあるいてる
道みちの脇わき
知しらぬ間まに咲さいていた
ずっと待まっている
この場所ばしょで…

季節きせつはやって来きても
街並まちなみに紛まぎれてる
本当ほんとうの気持きもちって
なかなか見みせられない

偶然ぐうぜんみたく
会あってるけど
同おなじ時間じかんに
合あわせているの
そう昨日きのうより 今日きょうは少すこしだけ
言葉数ことばかずが増ふえればいい

ときめきは
柊ひいらぎの風景ふうけい
眩まぶしくて…
切せつなさ胸むねに痛いたい
いつもの道みちなのに
新あたらしい
十字路じゅうじろですれ違ちがう
あなたの姿すがたに
片想かたおもい

初恋はつこいは
柊ひいらぎに似にている
白しろい花はな
恥はじらい風かぜに揺ゆれて…
毎日歩まいにちあるいてる
道みちの脇わき
知しらぬ間まに咲さいていた
ずっと待まっている
この場所ばしょで…