「新月」の歌詞 渡辺美里

それは夜明よあけ前まえの 一番深いちばんふかく蒼あおい空そら
静寂せいじゃくの中なかに浮うかぶメロディー くちずさめば

満みち欠かけた月つきの光ひかりと影かげ 重かさなり合あって
今確いまたしかに「新あたらしい私わたし」旅立たびだちの時とき

秘密ひみつの合言葉あいことばで 心こころの扉とびらを開あけて
小ちいさな 温ぬくもりさえ
ふと沁しみて 触ふれて 感かんじていたいから

深ふかい 深ふかい 深ふかい 深ふかい海うみのような 孤独こどくの淵ふちに迷まよい込こんでも
Love soul feel sing 生いきてくことを求もとめ続つづける
風かぜを纏まとって 舞まい上あがれ!

張はりつめた弦げんをはじき 言葉ことばは歌うたになり
ほんの些細ささいな一言ひとことが 誰だれかのチカラになる

秘密ひみつの合言葉あいことばで 心こころの扉とびらを開あけて
しゃがれた風景ふうけいさえ
ふと沁しみて 触ふれて 感かんじていたい

遠とおく 遠とおく 遠とおく 遠とおく広ひろい世界せかいに 見みるべきものが たくさんあって
Pain vain rain sign もっと自由じゆうに 大地だいちを蹴けって また旅たびをする

No more cry more 海うみのような孤独こどくの淵ふちに迷まよい込こんでも
Love soul feel sing 生いきてくことを求もとめ続つづける
風かぜを纏まとって 舞まい上あがれ!