「思い出は遠いほど…」の歌詞 渡辺麻友,多田愛佳,菊地あやか

君きみのことを追おいかけて
こんな場所ばしょまで
バスに乗のり継ついで来きたんだ
走はしり書がきのアドレスは
文字もじが滲にじんで
読よみにくい足跡あしあとだね

2学期がっきの途中とちゅうで
転校てんこうした
初恋はつこいの君きみに会あいたくて…
打うちかけたメール
やめにして
自分じぶんが行いく方ほうが早はやいと
思おもった

思おもい出では遠とおいほど
美うつくしいもの
この胸むねに鮮あざやかに
ときめき 甦よみがえる
君きみの家いえを見みつけられるかな
青春せいしゅんの行方ゆくえ


あの日ひ 僕ぼくは坂さかの上うえ
カーブを曲まがる
引ひっ越こしのトラック
見送みおくった
ただのクラスメイトだと
思おもってたのになぜだろう？
涙なみだが出でた

「制服せいふくが変かわるの嫌いやだ」って
俯うなずいた君きみがつぶやいた
教科書きょうかしょの 端はしに書かき留ためた
未来みらいを引ひきちぎって
君きみがくれたよ

思おもい出では遠とおいほど
輝かがやいてる
僕ぼくたちは少すこしだけ
大人おとなになったけど
君きみは今いまも変かわってないかな？
青春せいしゅんの出口でぐち


思おもい出では遠とおいほど
美うつくしいもの
この胸むねに鮮あざやかに
ときめき 甦よみがえる
君きみの家いえを見みつけられるかな
青春せいしゅんの行方ゆくえ

もし君きみとこの場所ばしょで
会あえなくても
そう僕ぼくは来きたことを
後悔こうかいしないだろう
君きみを今いまも好すきだとわかった
思おもい出では遠とおく…