「ヒカリひとつ」の歌詞 滝沢秀明

ひらりヒネリ反かえし 嘘うそを重かさね 孤独こどくな心こころを騙だませても
淡あわい期待胸きたいむねに 翳かざした手ては きれいな青空あおぞらした穢けがした

届とどかない想おもい落おちる涙なみだ
もし許ゆるされるのなら 奪うばい去さりたいヒカリ

哀かなしみ隠かくして ただ戸惑とまどい彷徨さまようこの世界せかい
愛あいに枯かれゆく花はなはどこに 嗚呼ああ、夢ゆめを抱いだく
真実隠しんじつかくして まだ果はてなく疑うたがうその心こころ
探さがし求もとめるあのヒカリは 何なにを照てらしてくれるだろう

強つよい誓ちかい胸むねに 闇やみの中なかへ 人ひとの心置こころおき去ざりにして
サラリかわし笑わらい 見みせた表情かおは 過去かこの暗くらい影映かげうつした

届とどかない想おもい落おちる涙なみだ
もし願ねがい叶かなうなら 君きみに求もとめるヒカリ

哀かなしみ隠かくして この漆黒しっこくの運命うんめいの渦うずを
生いきてゆくなら一度いちどでいい 嗚呼ああ、夢ゆめを見みせて
真実隠しんじつかくして この果はてなく続つづく物語ものがたりを
今いますぐにでも終おわれるなら 少すこしは楽らくになれるだろう

嗚呼ああ 何なにかが待まち受うけているならば
遠とおい空そらにその君きみの愛あいを呼よぶ
嗚呼ああ 何なにかが潜ひそんでいるのならば
迷まよい惑まどう後あとに求もとめる救すくいを

届とどかない想おもい落おちる涙なみだ
もし許ゆるされるのなら 奪うばい去さりたいヒカリ

哀かなしみ隠かくして ただ戸惑とまどい彷徨さまようこの世界せかい
愛あいに枯かれゆく花はなはどこに 嗚呼ああ、夢ゆめを抱いだく
真実隠しんじつかくして その嘘うそのない優やさしさで抱だいて
君きみのヒカリは救すくいの手てで 何なにを照てらしてくれるだろう