「またね」の歌詞 玉置成実

今いまと同おなじ表情ひょうじょうのまま微笑ほほえんで
そう願ねがっているから 「またね」

あの時とき 泣ないたりしたのはね
寂さみしさや悲かなしさじゃなくて
確たしかな言葉ことばを君きみに 伝つたえられなかったから

今いままでに私わたしの為ために 笑わらってくれた人ひとは居いたけどさ
私わたしの為ために泣ないてくれたのは 君一人きみひとりだけだよ だから

君きみが遠とおく離はなれていく先さきでも どうか沢山たくさんの愛あいに包つつまれて
今いまと同おなじ表情ひょうじょうのまま微笑ほほえんで
そう願ねがっているから 「またね」

この先さき 例たとえば愛いとしさに
包つつまれるそんな日ひが来きたら
一番最初いちばんさいしょに教おしえてね 自慢じまんでもいいからさ

それぞれに涙なみだを越こえて 少すこし大人おとなになった時ときには
「君きみに出会であえて良よかった」なんてさ
話はなせればいいよね いつか

夏なつの夜よる 星空ほしぞらに囲かこまれて 大おおきな一ひとつの愛あいに包つつまれて
君きみの憧あこがれていた幸しあわせを今いま ただ願ねがっているから

もしもあの時とき 君きみに出会であえてなければ
こんな気持きもちで 泣なく事ことも無なかったけれど
嬉うれしい事ことも 悲かなしい事ことも 二人ふたりで過すごせて良よかった

君きみが遠とおく離はなれていく先さきでも どうか沢山たくさんの愛あいに包つつまれて
今いまと同おなじ表情ひょうじょうのまま微笑ほほえんで そう願ねがうから

いつか今日きょうの旅立たびだちの涙なみださえ
「いい思おもい出で」って言いえるその日ひまで
きっと それまでの君きみの道みちのりが 笑顔えがおであります様ように
「またね」