「満月のセンシビリティー」の歌詞 田村ゆかり

シルエットに
ちょっと深ふかく触ふれた
まなざしを
そっと指ゆびで払はらう
どんな感かんじ?

近ちかづき過すぎるほどに遠とおくて
離はなれてるのに近ちかい
ココロは変へんな生いき物もの
さみしさは妙みょうに
ぎりぎり甘あまい

ミスマッチな
Rougeなんか拭ふけば
ためいきで
もっと温度おんどが上あがる
どんな感かんじ?

枯かれない色いろを探さがしながら
優やさしさはわざと
鋭するどい棘とげもつける

どうされても どうなるのも
恋こいだと 言ゆうのなら そうね
ときめきは わがままよ
だって いけない薔薇ばらになる

デリケートに
じっと掛かける魔法まほう
三度目さんどめで
きっとKissも変かわる
そんな感かんじ?

あふれる月つきの光ひかりだけが
ふたつの影かげを溶とかす
迂闊うかつに交かわす約束やくそく
愛いとしさはたぶん
どこか罠わなをかける

どうされても どうなるのも
恋こいだと 言ゆうのなら そうね
ときめきは わがままよ
だって いけない薔薇ばらになる

見みえない夜よるの底そこに堕おちて
覚さめない夢ゆめも見みたい
私わたしの言ゆうこと聴きいて
ありえないくらい
熱あつい声こえが欲ほしい

どうされても どうなるのも
しかたがないのなら そうね
ぬくもりも 嘘うそつきね
だって いけない薔薇ばらになる

どうされても どうなるのも
恋こいだと 言ゆうのなら そうね
ときめきは わがままよ
だって いけない薔薇ばらになる

どうされても どうなるのも ‥‥