「永遠はなくても」の歌詞 真崎ゆか

はじめから解わかってた 二人ふたりの愛あいのカタチ
恋人以上こいびといじょうに想おもい合あっても
帰かえる場所ところがある あなたとの距離きょりは もう
どんなにKISS重かさねたって 変かわらないの

淋さびしいと言いい出だす前まえに 唇塞くちびふさいで
忘わすれさせて 一人ひとりの夜よるを
未来あしたのことなんて 知しらない 知しりたくもない
今いまはもう あなたしか見みえない

「愛あいしてるよ」だけじゃ伝つたえきれなくて
痛いたみ感かんじるくらいキツク抱だきしめるの
記憶きおくの中なかに焼やき付つけたいの 二人ふたりの夜よるを
永遠えいえんはなくてもいい

同おなじ気持きもちなのに どうしてダメなんだろう
このまま時間じかんが止とまればいい
ドアの向むこう側がわが 現実げんじつの世界せかいなら
鍵かぎをかけて この部屋へやにずっと閉とじ込こめて

あなたの口癖くちぐせ 時々甘ときどきあまえる仕草しぐさも
もうすべてが 愛いとしすぎるよ
未来あしたは見みえないけど 終おわりになんてできない
今いまだけを ただ信しんじていたい

愛あいし合あうことが たとえ罪つみだとしても
堕おちてゆく心こころに すべて委ゆだねるの
記憶きおくの中なかを埋うめ尽つくしたい 二人ふたりの愛あいで
永遠えいえんはいらないから

どうして もっと早はやく二人出逢ふたりであえてなかったんだろう
永遠えいえんなくても “今いま”という時間じかんを あなたと生いきていたいよ

このまま誰だれも知しらぬ場所ばしょへ行いきたい
たとえ暗闇くらやみが二人包ふたりつつんでも
突つき上あげてくる愛あいは 哀かなしみよりも強つよくて
あなただけ 信しんじていられる

「愛あいしてるよ」だけじゃ伝つたえきれなくて
痛いたみ感かんじるくらいキツク抱だきしめ合あう
記憶きおくの中なかに焼やき付つけたいの 二人ふたりの夜よるを
永遠えいえんはなくてもいい