「マワルソラ」の歌詞 矢井田瞳

静しずかに 流ながれるように 過すぎる日々ひびも
悪わるくはないけれど
何なんか一ひとつ 足たりないんだ ベイベー
思おもい描えがいた世界せかいはこんなもんじゃない

欲ほしいのは言葉ことばじゃなくて 大嫌だいきらいな人ひとが泣なく姿すがたじゃなくて
長ながい物ものにも巻まかれない このココロが叫さけぶから 試ためしたいんだ

鳥とりのように唄うたってみて LADYレイディ
山やまのように挫くじけないでいて BOYボーイ
憎にくしみにはキスを 守まもるためには攻せめて

どうしたら たった一度いちどのこの身体からだを 使つかい切きれるだろう
ちらばる片道切符かたみちきっぷを手てにとれば そこからは振ふり返かえらない

風かぜのように空そらをまたいでみて
森もりのように愛いとし友ともと手てを繋つないで
後うしろ指ゆび 差さされても 関係かんけいはないのさ

マヨワナイナンテ オモシロクナイワ クラベテルナンテ ソンナヒマナイワ

鳥とりのように羽はねは持もたないけど
踏ふみ出ださなきゃ誰だれにも届とどかないから
夢ゆめは逃にげない 逃にげたのは誰だれだい
まっさらなアスファルトだって汚よごして
ありのままの世界せかいを美うつくしいって言いえるように

マヨワナイナンテ オモシロクナイワ マワルソラノシタ アナタハトベルワ アナタハトベルワ