「見えない光」の歌詞 矢井田瞳

肩かたに積つもった塵ちりを払はらった手てで
汚よごれた手てで 爪つめも切きらずに
何なにができたの?
昨日きのうはいくら抱だきしめてもすり抜ぬけた太陽たいよう

若わかい言葉ことばで傷きずつけたはずの
彼女かのじょが駅えきで幸しあわせそうな顔かお
私あたしの見みたい景色けしきが向むこうからやってくる今日きょうはそんな日ひ

見みえない波なみよ
明日あしたはどんな素敵すてきなもの 見みせてくれる?
どうかあの人ひとにも同おなじ思おもいを与あたえて...

夢ゆめに倒たおれた?叶かないそうもないなら
私あたしの胸むねで一晩ひとばんお眠ねむり
見みていてあげる
温あたためた願ねがいはもう少すこし遠とおくへゆくから

見みえない光ひかりよ
明日あしたはどんな意外いがいな事こと 運はこんでくれる?
どうかあの人ひとにも同おなじ想おもいを与あたえて...

見みえない波なみよ
明日あしたはどんな残酷ざんこくなものが用意よういされている?
どうかあの人ひとにだけは...
見みえない運命うんめいでさえ愛あいせるように
どんな日ひも笑わらいかけて