「ユートピア」の歌詞 矢野まき

へつらい虫むしが鳴なく街角まちかどで
空からのポケットまさぐったんだ
賢者けんじゃの背中せなかにツバ吐はくような
私わたしは結局けっきょく、愚者ぐしゃそのもの

綺麗きれいな嘘うそを世よの中なかたちが
そんなに希のぞむというのならば
本当ほんとうはいつでも嘘うそつきに
わたしも結局けっきょくなれたんだろう

それでもわたしあなたのことを考かんがえてみたんだよ
都とバスの中なかでそう、コツコツとアイドリングストップ

大おおきな事ことなど言いえないけれどわたしはユートピアン
大事だいじな心こころは逆風ぎゃくふうなんかで左右さゆうなんてされないの
大おおきな事ことかもしれないけれどわたしがユートピア
大事だいじなあなたが迷まよわぬようにこの手てがほら、入口いりぐち

わたしの為ためにあなたが沢山たくさん
捨すててしまった記憶きおくたちさえ
時間じかんかけてもわたし平気へいきで
取とり戻もどす事ことできるんだから

わたしの事ことを強つよい子こだとか弱よわい子こだって思おもう
あなたはまさに正ただしいけれどバット イット イズ ロング

大おおきな事ことなど言いえないけれどわたしはユートピアン
あなたの未来みらいの幸しあわせぜんぶ信しんじて、保証ほしょうさせて
大おおきな事ことかもしれないけれどわたしがユートピア
あなたを襲おそう雨あめから槍やりからそっと きっと守まもるから

綺麗きれいな嘘うそを世よの中なかたちが
そんなに希のぞむというのならば
本当ほんとうはいつでも嘘うそつきに
わたしも結局けっきょくなれたんだろう

大おおきな事ことなど言いえないけれどわたしはユートピアン
大事だいじな心こころは逆風ぎゃくふうなんかで左右さゆうなんてされないの
大おおきな事ことかもしれないけれどわたしがユートピア
大事だいじなあなたが迷まよわぬようにこの手てがほら、入口いりぐち