「ランバダ」の歌詞 石井明美

Jiri-jiriと
灼やけつくその瞳ひとみ
誘さそうように
髪かみを掻かきあげるわ
寄よせる波なみ かわしてゆく
恋こいなんて もういらない
からめ合あう指ゆびで熱あつく
身体からだごと さらってほしい
耳元みみもとで繰くり返かえす 囁ささやき
花はなびらを
紅あかく染そめてゆくわ
燃もえあがる この情熱じょうねつ
ときめきを止とめないで
誘惑ゆうわくの危険きけんなリズム
今いまだけは あなたのもの

濡ぬれた肌はだ 近ちかづく美少年びしょうねん
そそるように
胸むなもとを開ひらくわ
欲ほしいもの 欲ほしいと言いう
無邪気むじゃきさを抱だきしめて
せつなさもエクスタシー
歓よろこびにひたっていたい
潮風しおかぜに
乾かわかしたマニュキュア
背中せなかへと
長ながく立たててみるわ
燃もえあがる この情熱じょうねつ
ときめきを止とめないで
誘惑ゆうわくの危険きけんなリズム
今いまだけは あなたのもの

首筋くびすじを
なぞるような口くちづけ
声こえだけが
遠とおく かすれてくわ
燃もえあがる この情熱じょうねつ
ときめきを止とめないで
誘惑ゆうわくの危険きけんなリズム
今いまだけは あなたのもの