「夜間飛行(テレビ東京ドラマ24「みんな!エスパーだよ!」エンディングテーマ)」の歌詞 石崎ひゅーい

あー君きみのこと考かんがえてる部屋へやの隅すみで
体操座たいそうすわりの小学生しょうがくせい、外そとは深夜しんや

洗濯せんたくものはたまっていくだけ
世界せかいは滅亡ぼくぼうへのカウントダウン
テレビは見みたくない顔かお
うるさいな救急車きゅうきゅうしゃ

もしも僕ぼくがこの夜空よぞらを飛とべることができるなら
今いますぐ君きみを抱だきしめにいくよ風かぜが強つよくても
300円えんで満みたされるまずい安心あんしんなんかよりも
眠ねむるんだ君きみの胸むねの中なかで

こんな日ひに限かぎって突然雨とつぜんあめは降ふり出だしてくる
最低最悪さいていさいあくのピリオドを打うつシナリオどうりに

便所べんじょの落書らくがきに電話でんわしたり
電柱でんちゅうの菊きくに泣なきじゃくったり
錆さびたピストル
冷蔵庫れいぞうこの中なかにチンパンジー

ごめん僕ぼくはこの夜空よぞらを飛とべることなんかできない
今いますぐ君きみを抱だきしめたいけど終電しゅうでんは過すぎた
コンビニで生温なまぬるいコーヒーと適当てきとうな雑誌二冊ざっしにさつ
眠ねむれない天井てんじょうを彷徨さまよっている

飛とんでも死しんでも吐はいてもなんでも世界せかいは平等びょうどうぐるぐるぐらぐらなんだ
綺麗きれいな心こころで愛あいだの恋こいだの当あたり前まえの終止符しゅうしふを弁明べんめいしてるだけ
渋谷しぶやのミッドナイトスクランブルで君きみは迷まよっちまった天使てんし
見みえてるものに価値かちなどない見みえないものを今君いまきみに全部ぜんぶあげる

僕ぼくがこの夜空よぞらを飛とべることができるなら
今いますぐ君きみを抱だきしめにいくよ風かぜが強つよくても
300円えんで満みたされるまずい安心あんしんなんかよりも
眠ねむるんだ君きみの胸うでの中なかで

夜空よぞらを飛とんで会あいに行いく 夜空よぞらを飛とんで会あいに行いく