「ミスリード」の歌詞 石川智晶

夜よるに桜さくらが白しろく浮うき立だつ
君きみを連つれていく春はるの月つきへ
名前なまえを捨すてたバタフライ
何処どこに行いっても君きみは楽らくにはなれない

日々ひびの上澄うわずみだけを飲のみ干ほし
君きみは日向ひなたを歩あるいていたよ
世界せかいを味方みかたにした君きみが
なぜ姿すがたを消けす必要ひつようがあるんだ?

ミスリード 背中せなかにサイレンが聞きこえるのに
満開まんかいの花はなに吸すい込こまれてく
悲かなしいくらい君きみを知しらない ミスリード
まだらな雲くも ちぐはぐな夢ゆめを見みているようだ

過去かこの名残惜なごりおしさが空むなしく
机つくえの上うえに積つみ上あげられる
薄汚うすよごれたバタフライ
一緒いっしょに捨すてないか?
そういえばよかった?

緑みどりの池いけにひとひら落おちた
花はなびら突つつく生いき物ものたちよ
苦くるし紛まぎれに生いきてるように見みえるか?
小ちいさなしぶきが飛とんだ

ミスリード 遠とおくでサイレンを鳴ならしている
気きづかないふりで足早あしばやになる
泣なきながら叫さけんで欲ほしいよ ミスリード
君きみのシリアスについて行いけなくなる前まえに

ミスリード 背中せなかにサイレンが聞きこえるのに
満開まんかいの花はなに吸すい込こまれてく
悲かなしいくらい君きみを知しらない ミスリード
まだらな雲くも ちぐはぐな夢ゆめを見みているようだ

ミスリード 遠とおくでサイレンを鳴ならしている
気きづかないふりで足早あしばやになる
泣なきながら叫さけんで欲ほしいよ ミスリード
君きみのシリアスについて行いけなくなる前まえに