「思い出は彼方」の歌詞 石川梨華

思おもい出でのぬくもりに
最後浸さいごひたっていいでしよ
悲かなしみのこの涙なみだ
一粒ひとつぶ 一粒ひとつぶ
胸むねを締しめ付つけるみたい

言葉ことばを交かわせば
安心あんしんしてた
あんなに二人ふたりで愛あいした
時間じかんがウソみたい

それでもいつかは
はじめの頃ころの
信しんじあえていた二人ふたりに
戻もどれると思おもった

透明とうめいな心こころに
穴あなが開あいたみたい
そうよ ガラス細工ざいくなら
もう 壊こわれてるのよ

思おもい出ではモノクロで
まぶたの中なかに映うつるわ
悲かなしみの行いく先さきを
教おしえて 教おしえて
胸むねが張はり裂さけるまでに

電話でんわを呆然ぼうぜんと
ただ見みてるだけ
何なにかそれ以上いじょう 期待きたいを
してるわけでもなく…

お部屋へやの片付かたづけ
友達任ともだちまかせ
捨すてられないものだらけで
どうにもならないし

鳴なり出だすオルゴール
涙腺るいせん 刺激しげきする
そうね もう大丈夫だいじょうぶ
良いい女性おんなになるわ

思おもい出でのぬくもりに
最後浸さいごひたっていいでしょ
悲かなしみのこの涙なみだ
一粒ひとつぶ 一粒ひとつぶ
胸むねを締しめ付つけるみたい

思おもい出でのぬくもりに
最後浸さいごひたっていいでしょ
悲かなしみのこの涙なみだ
一粒ひとつぶ 一粒ひとつぶ
胸むねを締しめ付つけるみたい

思おもい出ではモノクロで
まぶたの中なかに映うつるわ
悲かなしみの行いく先さきを
教おしえて 教おしえて
胸むねが張はり裂さけるまでに