「サクラ前線」の歌詞 石野田奈津代

「ねえ 春はるが来きたら 二人ふたりでサクラを見みに行ゆこうよ」
君きみと会あう口実こうじつができて嬉うれしい
今いますぐに会あいたい

今夜急速こんやきゅうそくにサクラ前線ぜんせん 日本大陸にほんたいりくに上陸じょうりく
あたしの想おもいが引ひき寄よせた
夜よるの間中あいだじゅうつぼみは 端はしから端はしまではじける
あたしの想おもいで花開はなひらく 明日あすの朝あさには

「ねえ すぐ出でかけよう サクラが本当ほんとうに咲さいたよ」
あたたかなひだまりで手てをつなごう
二人ふたりで見上みあげよう

今頃宇宙いまごろうちゅうを漂ただよう衛星えいせい 日本上空にほんじょうくうで見みとれる
うす紅べにに色いろづく街並まちなみに
そしてあたしも染そまってく 君きみをどんどん好すきになる
満開まんかいのサクラの木きの下したで 君きみに見みとれて

夜よるの間中あいだじゅうつぼみは 次つぎから次つぎに咲さいていく
あたしの想おもいで花開はなひらく
そしてあたしも染そまってく
君きみをどんどん好すきになる
満開まんかいのサクラの木きの下したで
君きみに見みとれて
見惚みほれて
乱みだれて
君きみに見みとれて
色いろづく