「自由」の歌詞 石野田奈津代

自由じゆうになれると思おもったの
あなたを忘わすれてしまえば
愛情あいじょうも切せつなさも
消きえてなくなると思おもったの

思おもい出でを置おき去ざりに
あなたのいない場所ばしょへ
歩あるき出だしてみたけど

あぁ 遠とおく遠とおく 離はなれるほど あふれ出だす
交かわした約束やくそく あなたと描えがいた日々ひび 胸むねを染そめてゆく
あぁ どこに行いけば 何なにをすれば 忘わすれられる?
あなたの呼吸こきゅうを あなたの大おおきな手てを あなたの名前なまえを

自由じゆうになれると思おもったの
あなたの手てを離はなせば
どこでも行いけると思おもったの
流ながれてく雲くものように

あなたを求もとめすぎて
胸むねがつぶれそうだった
強つよいふりをしたけど

あぁ 一人ひとりでは何なにひとつできなかった
あなたがいたから 私わたしは息いきをしてた 失なくして気きづく
あぁ ありのまま生いきれるほど 強つよくない
思おもい出でにキスを あなたに愛あいの歌うたを 心こころに自由じゆうを

遠とおざかる街まちに消きえてく
涙なみだのカケラは溶とけてく
いびつな未来みらいにさよなら

あぁ 一人ひとりでは生いきられない切せつなさよ
あなたがいたから 私わたしは息いきをしてた 今いまならわかるの
あぁ 戻もどれるなら帰かえりたい 抱だきしめたい
あなたの背中せなかを あなたのやさしい手てを あなたの笑顔えがおを