「きらいな人」の歌詞 石風呂

頭あたまは鳥とりの糞ふんだらけで
肩かたには小ちいさな虫むしがとまっている
綺麗きれいなのは心こころくらいだけど
それすら自分じぶんで汚よごれを塗ぬっていく

落おち着つける場所ばしょは
トイレの個室こしつだとかロッカーの中なかだってのは
実じつは冗談話じょうだんばなしなんかじゃなかったんだ!!

最低さいていな人ひとにも
最高さいこうの人間にんげんにも
なりたくなかったんだ
すれている考かんがえ少年しょうねんさ
今いままで生いきてきて
嫌きらいなものを数かぞえてみよう
両手両足りょうてりょうあしじゃ足たりないな
これからも増ふえていくんだろか

いじめっ子この彼かれをいかにして
苦くるしめることだけ夢見ゆめみるのさ

小学校しょうがっこうの先生せんせいも
中学ちゅうがくの同級生どうきゅうせいも
みんな死しんじゃえばいいのにな
本気ほんきで思おもっている少年しょうねんさ
今いままで生いきてきて
嫌きらいなものを数かぞえてみよう
信しんじられない数かずになっていた
とうとう自分じぶんを嫌きらいになった

最低さいていな人ひとにも
最高さいこうの人間にんげんにも
友達ともだちが居いなかったんだ
ひとりぼっちの少年しょうねんさ
好すきなものすら
ろくに好すきと言いえんような
不甲斐ふがいない態度たいどの少年しょうねんさ
でも少すこし優やさしくなれたんだ

ただ、それだけで良よかったんだ

ただ、それだけが良よかったんだ