「さびれたライダー」の歌詞 石風呂

散々さんざんな目めにあったって
何なにも覚おぼえちゃいなくて
より良よくしようとしないで
全部ぜんぶほったらかしで

「もういいですから」
なんて言いわれた日ひには
おしまいだったんです
そう僕ぼくなんかにゃ
チャンスは二回にかいもくれないんだ

さめざめとした視線しせんには
慣なれっこになってる
うまくいかないことにすら
飽あきがそろそろきてる

もう二度にどとしない
そんなことを思おもって
またも繰くり返かえすんだ
さぁ逃にげ出だそうぜ!
軋きしむ体からだ、動うごかせるかな

僕ぼくはさびれたライダー
もう誰だれも追おい越こせそうにないね
これからだって言いって
誤魔化ごまかしている
僕ぼくはいかれたライダー
ハンドルはすでにきかないね
ただひたに走はしるんだ
どこへ行いこう

カンカン照でりの道みちの中なか
水みずも持もたずに進すすむ
エンジンはもう限界げんかいだ
悲鳴ひめいをあげている
もう進すすめない
ここで休やすもうとして
僕ぼくは気付きづくんだ
なぜかブレーキが壊こわれて止とまれなくなってんだ

僕ぼくはさびれたライダー
もう誰だれも追おい越こせそうにないね
これからだって言いって
誤魔化ごまかしている
僕ぼくはいかれたライダー
ハンドルはすでにきかないね
ただひたに走はしるんだ
どこへ行いこう