「猿みたいにキスをする」の歌詞 秦基博

放課後ほうかご 君きみの部屋へやで隠かくれて いつまでもキスをする
甘あまいようで少すこしだけ苦にがい はじめての味あじを知しる

パパとママが帰かえって来くるまで 猿さるみたいにキスをする
絡からみ合あう粘膜ねんまくを通とおして 昨日きのうより罪つみを知しる

最初さいしょで最後さいごの恋こいだと信しんじるのはあまりにも
ふたりともどこか大人おとなびたようなところがあるんだ
それでも…

放課後ほうかご 君きみの部屋へやで隠かくれて いつまでもキスをする

教科書きょうかしょ 教室きょうしつに置おいたまま 一緒いっしょにサボった部活ぶかつ
微熱びねつがずっと続つづいてるみたい 玄関げんかんで誰だれかの気配けはい

いずれはきっと離はなればなれになるんだとしても
先さきのことなんて今いまの僕ぼくらには関係かんけいないんだ
もいちど…

君きみのローファーにおおいかぶさった泥どろだらけのスニーカーは
とてもいびつで完璧かんぺきな 今いまの僕ぼくらの姿すがた
CHECK THIS OUT YO!! ちりばめられた別わかれの予感よかんに
鼻はなの奥おくの奥おくの奥おくの奥おく ツンときて泣なきそうになる
幾千いくせんのブルーベルベット 青あおいビロード
僕ぼくらはきっとまた出会であう 幾千いくせんの夜よるを越こえて
永遠えいえんの片想かたおもいは美うつくしく、悲かなしげで
永遠えいえんの片想かたおもいはいつまでもかがやいている

春はるの真まん中なかで 僕ぼくらは交差こうさしたんだ
抑おさえ切きれない衝動しょうどう 青あおい蕾つぼみのまま
そして何なにもかも忘わすれてしまうのかな
他愛たあいない恋こいの真似事まねごとは 気きづかない内うちに 壊こわれていく

最初さいしょで最後さいごの恋こいだと信しんじるのはあまりにも
ふたりともどこか大人おとなびたようなところがあるんだ
それでも…

放課後ほうかご 君きみの部屋へやで隠かくれて いつまでもキスをする