「雨のリグレット」の歌詞 稲垣潤一

凍こごえる淋さびしさを
片手かたてで支ささえて
電話でんわのボックスで
くちびる噛かんでる
乾かわいた交換こうかんの
声こえが優やさしげに
「使つかわれてません」と
告つげればしのび雨あめ
Why,oh why
時ときをへだてた今いま
なぜ心こころは乱みだれる
Years ago
背中向せなかむけた恋こいに
なぜむせび泣なくの
My heart

「今更いまさらそんなこと
死しにたくなるわ」と
貴女あなたがライターの
炎ほのおの向むこうで
涙なみだにふくらんだ
瞳ひとみをそらした
盛さかり場ばのホテルの
窓まどにも しのび雨あめ
Why,oh why
時ときをへだてた今いま
なぜ心こころは乱みだれる
Years ago
背中向せなかむけた恋こいに
なぜむせび泣なくの
My heart
雨あめの街まちは暗くらい海うみ
記憶きおくの船運ふねはこんでゆく
Why,oh why
時ときをへだてた今いま
なぜ心こころは乱みだれる
Years ago
背中向せなかむけた恋こいに
なぜむせび泣なくの
(My heart)
Why!? oh why
孤独こどくは闇やみの中なかで
貴女あなたを呼よびつづける
(Years ago)
Why,oh why
時ときをへだてた今いま
なぜ心こころは乱みだれる
Years ago
背中向せなかむけた恋こいに
なぜむせび泣なくの
My heart