「心はいつでも17才」の歌詞 竹内まりや

込こみ合あうバスの窓まどに 映うつった顔かおが疲つかれて見みえた
今日きょうも暮くれてゆく
私わたしだってその昔むかし ハラハラするよな恋こいを
いつもしていた teen-age girl
過去かこが恋こいしいわけじゃない 今いまが悲かなしいわけじゃない
だけど何なにかが足たりない 毎日まいにちのくり返かえし
ほんの一瞬いっしゅん 胸むねをよぎる思おもいに 負まけそうな
夜よるに限かぎって 古ふるいビデオながめる 私わたしは
あなたに冷つめたい 悩なやめる25才トゥエンティファイブ

洗あらい物ものであふれた シンクの前まえで溜息ためいきついて
今日きょうが終おわってく
私わたしだってあの頃ころは 夢ゆめと希望きぼうに燃もえてた
いつもまぶしい teen-age girl
女おんなを捨すてたわけじゃない スリルが欲ほしいわけじゃない
だけど何なにかやるせない もやもやの霧きりの中なか
迷まよいながらも 選えらべる道みちはひとつ 皆同みなおなじ
立たち止どまっても 時ときは過すぎてゆくから なおさら
今いまこのひととき 大事だいじな35才サーティファイブ

愛あいしていないわけじゃない 愛あいされてないわけじゃない
だったら問題もんだいないじゃない? 青春せいしゅんはこれからさ
あなたに会あえた 幸運しあわせを思おもうたび ほっとする
このままずっと 大人おとなになりきれずに 私わたしの心こころは
いつでも夢見ゆめみる17才セブンティーン
時ときには あなたに 優やさしい25才トゥエンティファイブ
ないものねだりの 得意とくいな35才サーティファイブ
でも… ほんとは ほんとは… ほんとは45才フォーティファイブ!