「明日の私」の歌詞 竹内まりや

私わたしを育そだてたこの町まちに
新あたらしい風かぜが吹ふいたら
思おもい出でごと箱はこに詰つめて
都みやこへと旅立たびだつの
うしろ髪がみ
引ひかれる気持きもちで
みんなに
さよならしたけど
泣ないてなんか
いられないわ
明日あしたが待まっているから
自由気じゆうきままな
ひとり暮ぐらし
思おもったほど楽らくじゃなくて
置おき去ざりにした古ふるい恋こいも
フェイドアウトで
消きえたの
ビルの谷間歩たにまあるきながら
私覚悟決わたしかくごきめたんだ
夢ゆめをいつか叶かなえるまでは
故郷ふるさとには帰かえらない

たまらなく寂さみしい時ときには
長電話ながでんわとアロマテラピー
いつのまにか
孤独こどくという名なの
友達ともだちが増ふえてる
ぬくぬくと守まもられてきた
私わたしも少すこしずつ変かわり
ストレスにも
負まけないほど
たくましさ身みにつけたの
隣となりの芝生しばふは青あおいけど
抱かかえてる悩なやみは同おなじ
他人たにんの傷いたみが
わかるような
そんな大人おとなになりたい
未来みらいだけを見みつめながら
私わたしらしく生いきてゆく
キレイに心こころ
磨みがけばきっと
運命うんめいは笑わらいかける
運命うんめいは笑わらいかける