「縁の糸」の歌詞 竹内まりや

「袖振そでふり合あうも多生たしょうの縁えん」と 古いにしえからの伝つたえどおり
この世よで出逢であう人ひととはすべて 見みえぬ糸いとでつながってる
天てんが描えがいた シナリオに沿そい あなたと私知わたししり合あうの
時ときに愛あいして 時ときには泣ないて やがて固かたい絆きずなへと
どんなに細ほそい縁えにしの糸いとも 物語運ものがたりはこんでくる

「つまずく石いしも縁えんの端はし」なら 今日きょうすれちがう旅人たびびとが
ふと投なげかけた微笑ほほえみさえも 運命うんめいからのプレゼント
時空ときを超こえて 何度なんどとはなく 巡めぐり逢あうたび懐なつかしい
そんな誰だれかを 見みつけに行いこう 八雲立やくもたつあの場所ばしょへと
どんな小ちいさな縁えにしの糸いとも 何なにかいいこと連つれてくる

たとえ糸いとが もつれ合あっても 結むすび直なおせばまた会あえる
私わたしたちの 果はてない夢ゆめは ずっと永遠とわに続つづくから
強つよく結むすんだ縁えにしの糸いとが 未来みらいの二人ふたりつないでく