「愚かな願い」の歌詞 笹川美和

今いま この世界せかいで
あたしを見みつめてるのは
夜空よぞらに輝かがやく 星ほしだけ 星ほしだけ

なのにこのあたしが
感かんじるその視線しせんは
この目めに焼やきついた あなたの視線しせんだけ。

手てに入はいらないとわかってるのに
あなたの視線しせんに縋すがってしまう
もしかしたら… もしかして…
愚おろかな希望きぼうに酔よいしれる

震ふるえて、震ふるえて、仕方しかたないの
身体からだはあなたでいっぱいよ
壊こわれて、壊こわれてしまう前まえに
あたしを認みとめてお願ねがいよ
この震ふるえを止とめて
愚おろかなる願ねがい

今いま この世界せかいで
あたしを包つつみ込こむのは
月夜つきよが華はなやぐ 光ひかりだけ 光ひかりだけ

なのにこのあたしが
安やすらぐこの声こえは
この耳みみに焼やきついた あなたの言葉ことばだけ。

手てに入はいらないとわかってるのに
この名なを呼よばれて思おもってしまう
もしかしたら… もしかして…
愚おろかな希望きぼうに酔よいしれる

怖こわくて、怖こわくて、仕方しかたないの
心こころは崩壊寸前ほうかいすんぜんよ
涙なみだが、溢あふれてしまう前まえに
あたしを認みとめてお願ねがいよ
この怖おそれを消けして
愚おろかなる願ねがい

あたしを試ためしているのなら
この指ゆびとまれと囁ささやいて
迷まよわずあなたのその指ゆびに
あたしのこの指絡ゆびからませる

震ふるえて、震ふるえて、仕方しかたないの
身体からだはあなたでいっぱいよ
壊こわれて、壊こわれてしまう前まえに
あたしを認みとめてお願ねがいよ

怖こわくて、怖こわくて、仕方しかたないの
心こころは崩壊寸前ほうかいすんぜんよ
涙なみだが、溢あふれてしまう前まえに
あたしを認みとめてお願ねがいよ
この震ふるえを止とめて
愚おろかなる願ねがい。