「ヨイトマケの唄」の歌詞 美輪明宏
1965/7/1 リリース- 文字サイズ
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この楽曲へのみんなの気持ち
“父とうちゃんのためなら エンヤコラ
母かあちゃんのためなら エンヤコラ
もひとつおまけに エンヤコラ”
今いまも聞きこえる ヨイトマケの唄うた
今いまも聞きこえる あの子守唄こもりうた
工事現場こうじげんばの ひるやすみ
たばこふかして 目めを閉とじりゃ
聞きこえてくるよ あの唄うたが
働はたらく土方どかたの あの唄うたが
貧まずしい土方どかたの あの唄うたが
子供こどもの頃ころに 小学校しょうがっこうで
ヨイトマケの子供こども きたない子供こどもと
いじめぬかれて はやされて
くやし涙なみだに くれながら
泣ないて帰かえった 道みちすがら
母かあちゃんの働はたらく とこを見みた
母かあちゃんの働はたらく とこを見みた
姉あねさんかむりで 泥どろにまみれて
日ひに灼やけながら 汗あせを流ながして
男おとこにまじって 網つなを引ひき
天てんにむかって 声こえをあげて
力ちからの限かぎりに うたってた
母かあちゃんの働はたらく とこを見みた
母かあちゃんの働はたらく とこを見みた
慰なぐさめてもらおう 抱だいてもらおうと
息いきをはずませ 帰かえってはきたが
母かあちゃんの姿すがた 見みたときに
泣ないた涙なみだも 忘わすれはて
帰かえって行いったよ 学校がっこうへ
勉強べんきょうするよと 云いいながら
勉強べんきょうするよと 云いいながら
あれから何年なんねん たった事ことだろ
高校こうこうも出でたし 大学だいがくも出でた
今いまじゃ機械きかいの 世よの中なかで
おまけに僕ぼくは エンジニア
苦労苦労くろうくろうで 死しんでった
母かあちゃん見みてくれ この姿すがた
母かあちゃん見みてくれ この姿すがた
何度なんどか僕ぼくも グレかけたけど
やくざな道みちは ふまずにすんだ
どんなきれいな 唄うたよりも
どんなきれいな 声こえよりも
僕ぼくをはげまし 慰なぐさめた
母かあちゃんの唄うたこそ 世界一せかいいち
母かあちゃんの唄うたこそ 世界一せかいいち
今いまも聞きこえる ヨイトマケの唄うた
今いまも聞きこえる あの子守唄こもりうた
“父とうちゃんのためなら エンヤコラ”
“子供こどものためなら エンヤコラ”
母かあちゃんのためなら エンヤコラ
もひとつおまけに エンヤコラ”
今いまも聞きこえる ヨイトマケの唄うた
今いまも聞きこえる あの子守唄こもりうた
工事現場こうじげんばの ひるやすみ
たばこふかして 目めを閉とじりゃ
聞きこえてくるよ あの唄うたが
働はたらく土方どかたの あの唄うたが
貧まずしい土方どかたの あの唄うたが
子供こどもの頃ころに 小学校しょうがっこうで
ヨイトマケの子供こども きたない子供こどもと
いじめぬかれて はやされて
くやし涙なみだに くれながら
泣ないて帰かえった 道みちすがら
母かあちゃんの働はたらく とこを見みた
母かあちゃんの働はたらく とこを見みた
姉あねさんかむりで 泥どろにまみれて
日ひに灼やけながら 汗あせを流ながして
男おとこにまじって 網つなを引ひき
天てんにむかって 声こえをあげて
力ちからの限かぎりに うたってた
母かあちゃんの働はたらく とこを見みた
母かあちゃんの働はたらく とこを見みた
慰なぐさめてもらおう 抱だいてもらおうと
息いきをはずませ 帰かえってはきたが
母かあちゃんの姿すがた 見みたときに
泣ないた涙なみだも 忘わすれはて
帰かえって行いったよ 学校がっこうへ
勉強べんきょうするよと 云いいながら
勉強べんきょうするよと 云いいながら
あれから何年なんねん たった事ことだろ
高校こうこうも出でたし 大学だいがくも出でた
今いまじゃ機械きかいの 世よの中なかで
おまけに僕ぼくは エンジニア
苦労苦労くろうくろうで 死しんでった
母かあちゃん見みてくれ この姿すがた
母かあちゃん見みてくれ この姿すがた
何度なんどか僕ぼくも グレかけたけど
やくざな道みちは ふまずにすんだ
どんなきれいな 唄うたよりも
どんなきれいな 声こえよりも
僕ぼくをはげまし 慰なぐさめた
母かあちゃんの唄うたこそ 世界一せかいいち
母かあちゃんの唄うたこそ 世界一せかいいち
今いまも聞きこえる ヨイトマケの唄うた
今いまも聞きこえる あの子守唄こもりうた
“父とうちゃんのためなら エンヤコラ”
“子供こどものためなら エンヤコラ”