「人であるがゆえ」の歌詞 臼井嗣人

種たねを蒔まいたのはモノクロの世界せかいに色彩いろを期待きたいしたから
錆さびたシャベルでも土つちを削けずれる 武器ぶきになることを知しる
キミを抱だいたのは出会であった事ことに意味いみを持もたせたいから
雨あめを待まったのは全すべてをひとまず洗あらい流ながしたいから

春はるの陽射ひざしに触ふれた途端とたん
次つぎの種蒔たねまく本能ほんのう 一瞬忘いっしゅんわすれた

芽めを出だす事ことを望のぞまれる種たね 望のぞまれない種たね
どちらも僕ぼくが蒔まくんだ
違ちがうのは 違ちがうのは気持きもちだけ
その時々ときどきで繋つながるだけなら それ 猿さるでも出来できるんだ
求もとめたのは 求もとめたのは「気持きもち良いい」だけ

いつの頃ころからかまだ見みぬ花はなを頭あたまの中描なかえがいた
君きみを抱だいたまま錆さび付ついた武器ぶきを手放てばなそうと思おもった

春はるの陽射ひざしに感かんじた永遠えいえん
その中なかで種たねを蒔まき続つづけたいと願ねがった

邪魔じゃまになるから望のぞまれない種たね
記憶きおくの隅追すみおいやるんだ
守まもるのは今生いまいきる気持きもちだけ
望のぞんだ種育たねそだてる僕等ぼくらは
都合良つごうよくも思おもうんだ
どうか幸しあわせに どうか永遠えいえんに

Welcomeウェルカム toトゥ theザ paradiseパラダイス !
そう言いい切きって良いいだろうか
Welcomeウェルカム toトゥ theザ paradiseパラダイス !
そう言いい切きってやれるだろうか
愛あいすべき花はなが咲さき誇ほこれる そんな世界せかいはどこにあるんだろうか
初はじめから無ないんだろうか
純真じゅんしんは 死しんだ 死しんだ