「to you ～餞の唄～」の歌詞 臼井嗣人

愛あいされて 愛あいされて 君きみはそこにいるから
同おなじように他ほかの誰だれかを愛あいすことを知しってるんだよ

太陽たいよう 東ひがしから昇のぼって 西にしに沈しずんでくように当あたり前まえにどんなときも
一緒いっしょに泣なき笑わらった君きみが結婚けっこんするなんて 僕等大人ぼくらおとなになったんだな
泥どろだらけになって笑わらった君きみの面影おもかげなど無なくて 真まっ白しろなドレスに包つつまれて
あまりにもその姿すがたが奇麗きれいだから つかの間まみとれてしまった

なぜか嬉うれしいのに妙みょうに寂さびしくて
遠とおくなるような気きがした
幸しあわせそうなふたりに少すこし嫉妬しっとした

愛あいされて 愛あいされて 君きみはそこにいるから
同おなじように他ほかの誰だれかを愛あいすことを知しってるんだよ

彼かれと歩あゆむ未来みらいをみつめて 笑わらい合あうその姿すがたは
優やさしさで時ときを包つつみ込こんだ
この先歩さきあゆんでゆく道みちは僕等違ぼくらちがうけど
それぞれの道みちに幸さちあれ

時ときに傷付きずついて 時ときに傷付きずつけて
不安ふあんが降ふり注そそいでも
幸しあわせを誓ちかい合あった互たがいの想おもいに耳みみをすまして

果はてしないこの世界せかいで 巡めぐり会あえた奇跡きせきが
こんなにも輝かがやいてる 永久とわに祝福しゅくふくの鐘かねが鳴なる

愛あいされて 愛あいされて 君きみはそこにいるから
同おなじように他ほかの誰だれかを愛あいすことを知しってるんだよ

愛あいされて その愛あいを 君きみは感かんじてるから
同おなじように他ほかの誰だれかに愛あいを届とどけたいと願ねがうんだよ
愛あいすべき人ひとが観みえるんだよ