「So Long...」の歌詞 藤木直人

夕暮ゆうぐれの街並まちなみに
ゆっくりと 沈しずんでいく
太陽たいようを見みつめていたら
懐なつかしい人ひとの声こえが
なぜか何故なぜだか
急きゅうにとても
聞ききたくなった
あまりに急いそぎすぎて
落おとしたものもあるのに
まだ答こたえは見みつからない
Soソゥ Longロング 歩あるき出だそう
あの頃ころと同おなじように
履はきつぶした靴くつは
もう脱ぬぎ捨すてて
もう１度いちど
Soソゥ Longロング 抱だきしめよう
孤独こどくな自分じぶんでさえも
たとえ今いまは
雨降あめふりの空そらでも
いつか晴はれるまで
Soソゥ Longロング…

どっかの誰だれかが
落おとしていった
ちっぽけな夢ゆめのかけらに
蹴躓けつまずくたびに
ついつい
振ふり返かえってしまって
自分じぶんのポケットなんかを
確たしかめてみたりもして
寝ねても覚さめても悩なやんでも
時間じかんは過すぎていくなら
いっそ派手はでに
笑わらってみよう
Soソゥ Longロング 歌うたい出だそう
あの頃ころと同おなじように
知しらずに背負せおった
プライドは脱ぬぎ捨すてて
もう１度いちど
Soソゥ Longロング 追おいかけよう
限かぎりなく広ひろい空そら
たとえ今いまは
届とどくことはなくても
声こえが嗄かれるまで

道端みちばたに咲さいてる
花はなは ほら
小ちいさくても儚はかなくても
ただ空そらを見上みあげて
揺ゆれている
いつか そんな風ふうに
花はなを咲さかせたい
Soソゥ Longロング 歩あるき出だそう
あの頃ころと同おなじように
履はきつぶした靴くつは
もう脱ぬぎ捨すてて
もう１度いちど
Soソゥ Longロング 抱だきしめよう
孤独こどくな自分じぶんでさえも
たとえ今いまは
雨降あめふりの空そらでも
いつか晴はれるまで
Soソゥ Longロング…