「グロリアス・ワールド」の歌詞 蝶々P,初音ミク

消きえていく白しろく透とおる残響ざんきょう
刺ささる音おと、剥はがれ落おちる感触かんしょく

ただ遠とおく薄うすれ行ゆく記憶きおくの中呟なかつぶやいた
I will be right here
If you wish I was here
so everyday

傾かたむいた足場あしばでもいいから
一ひとつだけ居場所いばしょをくれないか?
別べつにいいだろう?

溢あふれんばかりの枯かれた思想しそうを
冷ひえたグラスに注そそぎ込こめば
気休きやすめ程度ていどの表面張力ひょうめんちょうりょく
あぁ、今いますぐに崩くずれそうだ

想像以上そうぞういじょうの速はやさで廻まわるこの感情かんじょう
誰だれか止とめてと、むき出だしにしたその心臓しんぞう
やがて気きづけば確たしかにここにある衝動しょうどう
いつか檻おりから出でてみたいの

声こえなんて聴きこえないと冗談じょうだんを吐はき出だした
でもそれは弱よわさを隠かくす言いい訳わけだろう?

呆あきれるほどの馬鹿ばかげた理想りそうを
意味いみも知しらずに覗のぞき込こめば
吸すい込こまれるような輝かがやく光ひかり
あぁ、今いますぐに壊こわれそうだ

溢あふれんばかりの枯かれた思想しそうも
呆あきれるほどの馬鹿ばかげた理想りそうも

全すべての嘘うそを晒さらして見みせなよ
怖こわがるような事こともないさ
多分楽たぶんらくにはなれると思おもうよ
そろそろ諦あきらめたらどうだ?

醜みにくいだけの幼おさない世界せかいじゃ
息いきをするのもゴメンだけど
まだそこまで苦くるしくはないから
あと少すこしだけ生いきてみても悪わるくないか