「新しい風」の歌詞 西浦達雄

1.あの日ひが 確たしかなことで あの時ときが 譲ゆずれないことで
多分たぶんじゃなく きっとじゃない 隠かくさない 自分じぶんを 見みつけること
その逞たくましい 感動かんどうと あの鮮あざやかな 想おもい出でが
季節きせつの 移うつろいに 負まけないよう 時ときが刻きざむ音おとにも 立たち止どまらないで

Take a chance 明日あすが見みえなくても
don't change your mind 目めを逸そらさずに
keep holding on 流ながれ出だす汗あせに
find the courage 溢あふれ出だす思おもいに
涙なみだして 背伸せのびして 強つよがって 叫さけんで

夢ゆめの向むこう側がわにいる 明日あしたの自分じぶんに 出会であうため
君きみはそう あの青空あおぞらに浮うかぶ 白しろい雲くも いつも形かたちを変かえて
君きみが育そだてた青春せいしゅんは 誰だれも奪うばうことが出来できない
君きみが そう 信しんじてた物語ものがたりがその手ての中なかで
今いま 始はじまろうと これから始はじまろうとしてる

2.遠とおざかろうとするあの光ひかりに怯おびえることもない
近付ちかづいてくる あの暗くらい闇やみに潰つぶれそになってゆくこともない
誰だれにも出だせない答こたえがきっと君きみにはあるさ 怖こわくはない
届とどかぬ夢ゆめに 憧あこがれた日々ひびが記憶きおくの中なかの想おもい出でに変かわる

Take a chance 這はいつくばって
don't change your mind 息いきを殺ころして
keep holding on 見みえない未来みらいに
find the courage 手てが届とどくまで
もう一度いちど あと少すこし もう少すこし 頑張がんばって

言葉ことばにならないくらい 張はり裂さけそな 君きみの思おもいは
目覚めざめたよに 未来みらいの扉とびらを叩たたく 堪こらえきれずに 切せつないほど 激はげしく
目めの前まえに 広ひろがるあの地平線ちへいせんの向むこうに何なにかが
そうさきっと君きみを 待まっているはずさ 君きみの笑顔えがおは 大地だいちを切きり裂さく
走はしり始はじめた 新あたらしい風かぜ