「夜顔」の歌詞 谷村新司
1984/11/25 リリース- 文字サイズ
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この楽曲へのみんなの気持ち
気休きやすめだけの言葉ことばに
体からだも慣なれたわ 今いまでは
やつれた指ゆびのリングさえ
重おもくて痛いたいわ このまま
愛あいを忘わすれた骸達むくろたちが
繰くり返かえす道化芝居どうけしばいに
最後さいごの幕まくを 下おろすには
裏切うらぎることだけね
行ゆきずりの人ひとに 声こえかけて
視線しせんで 誘さそってみる
やさしい妻つまの顔かおを 捨すてて
女おんなの顔かおになる
幸福しあわせを求もとめる度たびに
不幸福ふしあわせになる 何故なぜなの
だいそれた
望のぞみじゃないわ
ぬくもりが欲ほしい
それだけ
愛あいが静しずかに こぼれてゆく
二人ふたりの指ゆびの隙間すきまから
さしさわりない妻つまよりは
狂くるった 女おんなになりたい
行ゆきずりの人ひとに 声こえかけて
視線しせんで 誘さそってみる
やさしい妻つまの顔かおを 捨すてて
女おんなの顔かおになる
見知みしらぬ人ひとに
抱だかれながら
涙なみだが ほほをぬらす
悲かなしい 仮面かめんのその下したで
妖あやしく燃もえてゆく
体からだも慣なれたわ 今いまでは
やつれた指ゆびのリングさえ
重おもくて痛いたいわ このまま
愛あいを忘わすれた骸達むくろたちが
繰くり返かえす道化芝居どうけしばいに
最後さいごの幕まくを 下おろすには
裏切うらぎることだけね
行ゆきずりの人ひとに 声こえかけて
視線しせんで 誘さそってみる
やさしい妻つまの顔かおを 捨すてて
女おんなの顔かおになる
幸福しあわせを求もとめる度たびに
不幸福ふしあわせになる 何故なぜなの
だいそれた
望のぞみじゃないわ
ぬくもりが欲ほしい
それだけ
愛あいが静しずかに こぼれてゆく
二人ふたりの指ゆびの隙間すきまから
さしさわりない妻つまよりは
狂くるった 女おんなになりたい
行ゆきずりの人ひとに 声こえかけて
視線しせんで 誘さそってみる
やさしい妻つまの顔かおを 捨すてて
女おんなの顔かおになる
見知みしらぬ人ひとに
抱だかれながら
涙なみだが ほほをぬらす
悲かなしい 仮面かめんのその下したで
妖あやしく燃もえてゆく