「青年の樹」の歌詞 谷村新司
1981/8/5 リリース- 文字サイズ
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この楽曲へのみんなの気持ち
一人心ひとりこころに別わかれを秘ひめ
何なにも知しらずに眠ねむる貴方あなたの
部屋へやの灯あかりに眼めをやれば
憧憬あこがれに旅立たびだつ足あしがすくむ
私わたしの二十歳はたちの祝いわいにと
貴方あなたが庭にわに
立たたずみ静しずかに
やせたその腕うでで
土つちをかけた 青年せいねんの樹きよ
今いまをのがせば夢ゆめなどに
若わかさをかける時ときは
二度にどとない
桜さくらひとひら雨あめに散ちる
冬ふゆまだ明あけぬ春はるに散ちる
落おちたひとひら風かぜに舞まい
何処いずこの土つちに
埋うもれ終おわるやら
私わたしの二十歳はたちの祝いわいにと
貴方あなたが庭にわに
立たたずみ静しずかに
やせたその腕うでで
土つちをかけた 青年せいねんの樹きよ
老おいた二人ふたりの行いく先さきを
緑みどりやさしく包つつんでおくれ
私わたしの二十歳はたちの祝いわいにと
貴方あなたが庭にわに
立たたずみ静しずかに
やせたその腕うでで
土つちをかけた 青年せいねんの樹きは
青葉繁あおばしげりてなお悲かなし
わびることさえなく
なお悲かなし
何なにも知しらずに眠ねむる貴方あなたの
部屋へやの灯あかりに眼めをやれば
憧憬あこがれに旅立たびだつ足あしがすくむ
私わたしの二十歳はたちの祝いわいにと
貴方あなたが庭にわに
立たたずみ静しずかに
やせたその腕うでで
土つちをかけた 青年せいねんの樹きよ
今いまをのがせば夢ゆめなどに
若わかさをかける時ときは
二度にどとない
桜さくらひとひら雨あめに散ちる
冬ふゆまだ明あけぬ春はるに散ちる
落おちたひとひら風かぜに舞まい
何処いずこの土つちに
埋うもれ終おわるやら
私わたしの二十歳はたちの祝いわいにと
貴方あなたが庭にわに
立たたずみ静しずかに
やせたその腕うでで
土つちをかけた 青年せいねんの樹きよ
老おいた二人ふたりの行いく先さきを
緑みどりやさしく包つつんでおくれ
私わたしの二十歳はたちの祝いわいにと
貴方あなたが庭にわに
立たたずみ静しずかに
やせたその腕うでで
土つちをかけた 青年せいねんの樹きは
青葉繁あおばしげりてなお悲かなし
わびることさえなく
なお悲かなし