「100年後」の歌詞 近藤晃央

ここに"見みえないもの"は「すべて未来みらいだ」と
今いまできない事ことは「すべて希望きぼうだ」と
ここにある僕等ぼくらはそんな姿すがたに不安ふあんと
信しんじてたい気持きもちを重かさねていた

惑まどわすほどの 無数むすうの可能性かのうせいから
選えらんだこの「カケラ」(ひとつだけの光ひかり)
確信かくしんは持もてない。けど、
きっと 誰だれもがそうして
歩あゆんできたのだろう

100年先ねんさきがどんな未来みらいでも
その姿すがたは この場所ばしょから 始はじまる。
"見みえないもの"を待まつんじゃなくて
描えがこう。この日ひを。
重かさねよう。この日ひを。

昨日きのうの価値かちを、今日知きょうしる事ことばかりで
明日あしたの不安ふあんを、今日知きょうしる事ことばかりで
求もとめては傷付きずつき、帰かえる場所ばしょを探さがして
そんな"やすらぎ"さえ希望きぼうと思おもえた

惑まどわすほどの 無数むすうの可能性かのうせいから
選えらばれない「カケラ」(いくつもの光ひかり)
この手ては限かぎられていて
ずっと 僕等ぼくらは こうして 歩あゆんでゆくのかな

100年前ねんまえの「間違まちがい」だって
時ときが流ながれ 希望乗きぼうのせて 伝つたえて
「正ただしさ」となり、僕等ぼくらに届とどく。
描えがこう。あの日ひを。
繋つなげよう。あの日ひを。

言葉ことばにならず伝つたえられない思おもい
言葉ことばにしたら壊こわれちゃいそうな願ねがい
届とどくよ。(僕ぼくへ)届とどけよう。(君きみへ)
「僕等ぼくらはここだ」
照てらし出だすんだ。光ひかりのように。
僕等ぼくらが希望きぼうになる

100年先ねんさきがどんな未来みらいでも
その姿すがたはこの場所ばしょから始はじまる。
"見みえないもの"を待まつんじゃなくて
描えがこう。この日ひを。

100年先ねんさきがどんな未来みらいでも
その姿すがたは この場所ばしょから 始はじまる。
"見みえないもの"を待まつんじゃなくて
描えがこう。この日ひを。
重かさねよう。この日ひを。
届とどけよう。この歌うたを。