「君の好きなのはあの頃の僕」の歌詞 近藤隆

会あえないワケじゃなくて
なんとなく会あいたくないだけさ
君きみは気きづいてないね
昔話繰むかしばなしくり返かえしてること

ほら、またひとつ
ほら、もうひとつ
あの頃ころの 僕ぼくらのこと
わざと僕ぼくを責せめてるのなら
もういいよ、
サヨナラ

君きみの好すきな 僕ぼくじゃいられなくなってた
嘘うそはつけない
もう、無邪気むじゃきなままの恋こいに座すわって
笑わらっていられない

「変かわったよね。」
そう言ゆう君きみはどうしても 変かわれないの?
砂時計すなどけいが落おちる
きっと 最後さいごのひとつぶが今いま

仕事しごとの難むずかしさや
スーツの意味いみも分わかって来きたし
学生がくせいを見みていると
バカさ加減かげんに呆あきれてしまう

ほら、またひとつ
ほら、もうひとつ
今いままでの僕ぼくが消きえる
そんな僕ぼくを好すきじゃないなら
もういいね、
サヨナラ

君きみの好すきな 君きみでいつづければいいさ
僕ぼくは降おりるよ
まだ、好すきなんだけど
それだけじゃもう
笑わらっていられない

友達ともだちには
僕ぼくをどんな悪わるいヤツにしてもいいよ
砂時計すなどけいが落おちる
きっと 最後さいごのひとつぶが今いま

サヨナラ