「雨のパズル」の歌詞 近藤隆

何なにを間違まちがえたのか
上手うまく 掴つかめないまま
雨あめに煙けむる街まちを
ひとり 歩あるき続つづけた

大人おとなになれ、と言いえる
あいつらはいつだって
雨あめに濡ぬれたりなど
決けして しないんだろう

僕ぼくらしさが
今日きょうは 僕ぼくを裏切うらぎる
夢ゆめだけじゃ 道みちは細ほそくなる

雨あめのパズル 滲にじんでゆく
僕ぼくの今いまと よく似にている
強つよくなれない時ときが
誰だれもあるだろう

雨あめのパズル 答こたえの無ない
僕ぼくのパズル 流ながれてゆく
笑わらい飛とばせるまでは
まだ しばらく
歩あるき続つづけたい

平気へいきな顔かおが出来できる
ようになった分ぶんだけ
大人おとなになったなら
それも 悪わるくないだろう

男おとこなんて
ずっと 子供こどもだけどさ
だからこそ 闘たたかえるんだよ

雨あめはあがる。
そんな言葉ことば
かけて欲ほしい わけじゃなくて
弱よわくなれる時間じかんを
許ゆるして欲ほしい

雨あめのパズル 答こたえの無ない
僕ぼくのパズル 流ながれてゆく
笑わらい飛とばせるまでは
まだ しばらく
歩あるき続つづけたい

雨あめのパズル 滲にじんでゆく
僕ぼくの今いまと よく似にている
強つよくなれない時ときが
誰だれもあるだろう

雨あめのパズル 答こたえの無ない
僕ぼくのパズル 流ながれてゆく
笑わらい飛とばせるまでは
まだ しばらく
歩あるき続つづけたい