「ライオン」の歌詞 遊助

長ながい 雪解ゆきどけ 恵めぐみ
いつもの路地ろじ 顔出かおだすつぼみ
ただ 僕ぼくは待まち続つづけ
まだ白しろいため息いき 見上みあげた小春日和こはるびより

君きみは寒さむそうに ほどけたマフラーなおしたね
ほほ赤あからめた 僕ぼくに優やさしく近ちかづいて
ポケットから取とり出だした 僕宛ぼくあてじゃない手紙てがみに
そっとささやいた
「彼かれに届とどきますように」

生うまれ変かわってもまた僕ぼくにして
君きみをそばでずっと見みていたい
この想おもいよ空そらに響ひびけ
広ひろい世界せかい 長ながい時代じだい 出会であい そして愛あい
僕ぼくの背中せなかに「夢ゆめ」

何回なんかいも 君きみの笑顔えがおに
救すくわれて 今何いまなんとか立たっている
毎回まいかい 帰かえり際ぎわにささやく声こえに
僕ぼく 何なんにも言いい返かえせない

君きみの気持きもち知しれば知しるほど 涙なみだも出でないし動うごけない
ただ一ひとつできる事こと 君きみの気持きもちちゃんと送おくること
一途いちずな想おもいを しっかり受うけ止とめたハズだから
大丈夫だいじょうぶ 大丈夫だいじょうぶ
「君きみ 幸しあわせになりますように」

生うまれ変かわってもまた僕ぼくにして
君きみをそばでずっと見みていたい
この想おもいよ空そらに響ひびけ
広ひろい世界せかい 長ながい時代じだい 出会であい そして愛あい
僕ぼくの背中せなかに「夢ゆめ」

なぜ 君きみのそばで
ダメだね こんな僕ぼくで
Once more, again 夢ゆめと夢ゆめ てんびんにかけて
答こたえなんてでなくて 分わかるように 届とどくように
泣なき叫さけんだ ライオン

まだ叶かなえてないから夢見ゆめみれる
叶かなえられないならずっとみれる (だから)
生うまれ変かわってもまた僕ぼくにして
広ひろい世界せかい 長ながい時代じだい 受うけ継ついだ愛あい
君きみの背中せなかに「夢ゆめ」