「卒業生より」の歌詞 遊助

やがて僕達ぼくたちは あなたを忘わすれてく
机つくえの落書らくがきが 少すこしずつ消けされるように
だけど僕達ぼくたちは あなたが恋こいしくなる
当あたり前まえの今日きょうの日ひが 少すこしずつ離はなれる度たび

どうして人ひとは迷まよい どこに向むかうのだろう
それぞれ行いき先さきは違ちがうけれど 同おなじ礎いしずえが ここにある

ありがとう さようなら また会あう日ひまで
薄紅色うすべにいろの夢ゆめが ふぁらりと舞まい上あがる
さようなら さようなら また会あう日ひまで
心こころに咲さく金盞花きんせんか
きんせんか
共ともに歩あゆんだ証あかし

やがて僕達ぼくたちは あなたを見みて微笑ほほえむ
アルバムの笑顔えがおが 少すこしずつぼやけるように
だけど僕達ぼくたちは 改あらためて胸むねを張はれる
背せの高たかい楠くすの木き 少すこしずつ追おいついたように

どうして人ひとは悩なやみ 誰だれと出会であうのだろう
それぞれ行いきたい場所違ばしょちがうけど ここの香かおりは いつまでも

ありがとう さようなら また会あう日ひまで
薄紅色うすべにいろの夢ゆめが ふぁらりと舞まい上あがる
さようなら さようなら また会あう日ひまで
心こころに咲さく金盞花きんせんか
きんせんか
共ともに歩あゆんだ証あかし

ありがとう友達ともだち ありがとう家族かぞく
先生せんせいの笑顔えがおを まぶたに残のこし行いく
ありがとう学まなび舎や また会あう日ひまで
心こころに咲さく思おもい出で 君きみに学まなんだ轍わだち