「手に持つ人」の歌詞 遊助

『これがいいんだ』が良いいんだ
みんな誰だれしもが 強つよがる 弱よわがる 欲ほしがる
その手てにひらには ほらそっと見みてごらん
あなただけが持もつ“人ひと”があるから

夕暮ゆうぐれ 子供達こどもたちが遊あそびまわる公園こうえん
散歩さんぽがてら 茜色あかねいろの下した ちょっと休憩きゅうけい
てふと見みた少年しょうねん 友達ともだちの“おもちゃ”欲ほしがり泣ないていた
でもその子こも右手みぎてに流行はやりの“おもちゃ”持もってた

いま手てに持もつ物ものも見みないで 怖こわがってすぐ探さがして
何なにも持もってないと思おもうと 自分じぶんが小ちいさく感かんじるから

『これがいいんだ』で行いこうや
僕ぼくら違ちがうもの持もってる もらってる 掴つかんでる
この手てのひらにある“人ひと”って文字もじの 1人1ひとりひとつシワが証あかしさ
『これでいいや』なんて言ゆうな
君きみが思おもうより 光ひかってる 放はなってる 輝かがやいてる
未来みらいを感かんじてる ほらその手ての中なかに
あなただけが持もつ“人ひと”があるから

帰かえり道みちの河川敷かせんじき 1人2人ひとりふたりと増ふえては減へり
このまま進すすめばぶつかる道みち “人ひと”って文字もじは交差点こうさてん
「もうダメ」って もうやめ そうだね まだできるよね
なんとなく なんとかして来きたんだろ 1ひとつ1ひとつもらいながら

いま手てに持もつ物ものに気付きづけば 失うしなう事ことが不安ふあんで
また何なにか手てにした分ぶんだけ 何なにかをこぼして悲かなしむけど Oh…

『これがいいんだ』って言いおうや
僕ぼくら誰だれしもが 笑わらえる 分わけ合あえる 向むき合あえる
この手てのひらにある“人ひと”って文字もじの 1人1ひとりひとつシワが証あかしさ
『これでいいや』なんて言ゆうな
みんな何なにかしら 抱かかえてる 背負せおってる 守まもってる
きっと光ひかりに向むかってる ほらその手ての中なかに
あなただけが持もつ“人ひと”があるから

今いま 無ない物以外持ものいがいもってる 大切たいせつな物ものは残のこしてる
僕ぼくには何なんにも無ないだなんて そんな事無ことないはず Night and Day
そのために涙なみだも出でるじゃんね だって倒たおれたって立たって
無理むりだろって言いわれたって このまま進すすんで行いこうぜ!

『これがいいんだ』で行いこうや
僕ぼくら違ちがうもの持もってる もらってる 掴つかんでる
この手てのひらにある“人ひと”って文字もじの 1人1ひとりひとつシワが証あかしさ
『これでいいや』なんて言ゆうな
君きみが思おもうより 光ひかってる 放はなってる 輝かがやいてる
未来みらいを感かんじてる だから1人ひとりじゃないよ
あなただけを待まつ“人ひと”がいるから