「きみがきみであるために」の歌詞 鈴木雅之

言葉途切ことばとぎれて…
意味いみもなく
マッチに火ひをつけ
きみの両手りょうて その火ひ
つつみこんだ
２人旅ふたりたびした時ときに
蛍ほたるの光ひをかこんだ
あの時ときときみ
同おなじ微笑ほほえみ
もう会あわないと…
半年はんとしが過すぎた夜更よふけに
また２人ふたりこうして
会あっているの？
きみを愛あいさなくなって
少すこし らくになったと
嘘うそをついて
きみをためした
きみが きみで
あるために
ぼくは きみといるから
お互たがい無理むりしてる
迷まよいこんでいるね
ぼくが ぼくで
あるために
ぼくはきみが必要ひつよう
この胸むねに委ゆだねて
くれないか
雨あめが降ふりだし…
前髪まえがみに小ちいさな雫しずく
禁きんじられた果実かじつ
触ふれるように
ぼくの人指ひとさし指ゆびに
そっと のせてみせよう
この哀かなしみ
真珠しんじゅにかえて
きみが きみで
あるために
ぼくは きみといるから
泣ないてなんかいない
笑わらってくれたよね
ぼくが ぼくで
あるために
ぼくはきみが必要ひつよう
この胸むねに委ゆだねて
くれないか

今いま 奇蹟きせきおこせるなら
これから きみとぼくに
偶然ぐうぜんの出会であいと
永遠えいえんをください
きみが きみで
あるために
ぼくは きみといるから
泣ないてなんかいない
笑わらってくれたよね
ぼくが ぼくで
あるために
ぼくはきみが必要ひつよう
この胸むねに
委ゆだねてくれないか
きみであるために…