「キミの街にゆくよ」の歌詞 鈴木雅之

「ずっと、そばにいる」と見みつめながら
つないだ手てがほら
昨日きのうよりも もっと近ちかづいた二人ふたりの街まちを結むすぶ

冷ひえこみだした夜よるに思おもい出だす
安やすらぎをさがすキミの仕草しぐさを
愛あいするほどに怖こわさ 育そだてていた
どうしようもない矛盾むじゅんと知しっても

少すこしずつ時間じかんが微笑ほほえみ始はじめた
会あいにゆくよ

「ずっと、そばにいる」と呟つぶやいた
キミの街まちにゆくよ
ナミダ雲ぐもが そっと遠とおのいて風景ふうけいが変かわった
驚おどろいているキミの顔かおに触ふれている手てが ほら
昨日きのうよりも ずっとふえてゆく二人ふたりの刻ときを結むすぶ

似にている靴音くつおとから思おもい出だす
凛々りりしさを胸むねに歩あるく姿すがたを
明あかりがおちたビルの隙間すきまから
キミに負まけぬように空そらを見上みあげた

きっと目めを背そむけていた擦すれ違ちがいも
夜明よあけ前まえと知しるよ

「ずっと、そばにいる」と呟つぶやいた
キミの街まちにゆくよ
重かさなり続つづけた出来事できごとの理由りゆうに気きづいたんだ
移うつり変かわる季節きせつにでも静しずかな愛あいは ほら
揺ゆれながらも 絶たえる事ことのない永遠えいえんの刻ときを結むすぶ

キミだけが持もつ澄すんだ眼差まなざしが
さがしている未来みらい 聞きかせて
運命うんめいを超こえて咲さいてゆこう

「ずっと、そばにいる」と もう一度いちど
キミの街まちで言ゆうよ
青あおく輝かがやいて包つつみこむ あの森もりも訪たずねよう
驚おどろいているキミの顔かおに触ふれている手てが ほら
昨日きのうよりも ずっとふえてゆく二人ふたりの刻ときを結むすぶ

揺ゆれながらも 絶たえる事ことのない永遠えいえんの刻ときを結むすぶ