「都合の良い女の唄」の歌詞 阿部真央

私わたしはあなたに気きづいてて あなたの気持きもちに気きづいてて
簡単かんたんすぎて 知しらんぷりした
そして私わたしはトキメイて あなたの気持きもちに気きづいてて
他ほかの人ひと 選えらんだ

でもね何なにかが違ちがうの 何なにかが違ちがうの
何故なぜかあなたの相あいづちが恋こいしいの

そして私わたしはずるいことに あなたの気持きもちに気きづいてて
寂さびしくて 電話でんわした
あなたはいつも通どおりで 私わたしの気持きもちに気きづいてて
笑わらってくれてた

そして気きづいたの 私気わたしきづいたの もう何なんにもかも手遅ておくれであること

そうさ 何なにかを失なくしたんだ 何なにかを逃のがしたんだ
何なにより大事だいじなものを 自みずから放はなしたんだ

それから月日流つきひながれました 私わたしとあなたは相変あいかわらず
甘あまえて 甘あまえさせてた
そんな時ときあなたが言いうの 「彼女かのじょができた」って
言葉ことばがでなかった

自分じぶんの自惚うぬぼれと 友達ともだちという区間くかんに濁にごした
自分じぶんの都合つごうの良よさを恥はじたんだ

あぁあ とうとう失なくしたんだ とうとう逃のがしたんだ
誰だれより大事だいじな人ひとを とうとう放はなしたんだ

分わかってたのに こんな日ひが来くること
でもあなたにとっての特別とくべつは 私わたしだけがいいの

こんなんだから 失なくしたんだ あなたを逃のがしたんだ
どんなに悔くやんでみても 放はなしたのは私わたしなんだ