「逆襲」の歌詞 阿部義晴

12月7日じゅうにがつなのか 午後5時16分ごごごじじゅうろっぷん
腐くさりかけた地下道ちかどう 渦巻うずまく人ひとの群むれ
もつれあう二人ふたりを この目めの奥おくに焼やき付つけて
折おれた口紅くちべにと 時間じかんを 消去しょうきょする

錯覚さっかく 人違ひとちがい ただの友達ともだち
嘯うそぶく あなたの目め ぼんやりと見みていた
吐はき気けが込こみ上あげる 静しずかで真まっ白しろな夜よる
裸はだかの 背中せなかを その手てがまさぐる

直ただちに 逆鱗げきりんをする
キスした後あとで

そう あなたが思おもっているとおり
結局けっきょくのところは裏切うらぎれないわ
でも あなたが 何なにか おかしな素振そぶり見みせたら
私わたしは その場ばで 行動こうどうに移うつす

直ただちに 逆鱗げきりんをする 愛あいしてるから

逆鱗げきりんをする
キスした後あとで