「君はレースの途中のランナー」の歌詞 馬場俊英

数かぞえ切きれない夢ゆめから覚さめた世代せだいの歌うたがない
泣なける映画えいがやドラマじゃ もうずいぶん泣ないていない
バブルの頃ころに大学生だいがくせいだった 彼かれや彼女かのじょたち
時代ときの流ながれに押おし出だされて 今いまみんなしがらみの中なか
Oldオールド myマイ friendsフレンズ 夢見ゆめみてた未来みらいに 輝かがやける未来みらいに 僕ぼくらは来きた

仲間なかまが集つどい騒さわいだ後あと ひとりきりの中央線ちゅうおうせん
楽たのしいだけじゃもう 楽たのしくないことに気きづいている みんな
窓まどの向むこうの空そらにいつかあったもの
いつの間まにか建たったビルの群むれに 全部隠ぜんぶかくされてしまった
Ohオー myマイ friendsフレンズ 好すきな場所ばしょが消きえていく 守まもるものがまた増ふえていく

終おわりも始はじまりもせずに 続つづいて行いく道みちを 君きみは今日きょうも歩あるいている
Ohオー pleaseプリーズ listenリッスン toトゥ myマイ melodiesメロディ－ズ, soソー thisディス isイズ yourユア songソング.
踏切ふみきりで立たち止どまった僕ぼくら まるでレースの途中とちゅうのランナー

あの頃ころ 待まち合あわせはいつも 駅えきビルのコーヒーショップ
いつもの僕ぼくらの席せきに 今いまは知しらない恋人達こいびとたち
まるで あの頃ころの僕ぼくらが主人公しゅじんこうの映画えいがを 観みてるみたいだ
彼かれが僕ぼくで その隣となりの彼女かのじょが君きみなんだ

いろんなことがあった 仕事しごとがダメになったりして
そのたびに 新あたらしい日々ひびを始はじめて来きたと思おもう
だけどこの頃ころ こんなふうに思おもえて仕方しかたがない
僕ぼくらは長ながいひとつの同おなじゲームの延長戦えんちょうせんを 今いまも続つづけているんじゃないだろうか
Ohオー myマイ friendsフレンズ 君きみは何なにをあきらめて 何なにをゴールに描えがいたんだろう

走はしることをやめてもまだ 立たち止どまることを選えらべず 君きみは歩あるいている
Ohオー pleaseプリーズ listenリッスン toトゥ myマイ melodiesメロディ－ズ, soソー thisディス isイズ yourユア songソング.
改札かいさつを通とおり抜ぬけた僕ぼくら まるでレースの途中とちゅうのランナー

Ohオー ゴミの匂においがする クラクションが響ひびく
人ひとがいっぱいいて 思おもうように歩あるけないけれど
だけどここにいる 僕ぼくらはここにいる
この長ながいゲームにもしも勝敗しょうはいがあるなら それは いつか僕ぼくたちが自分じぶんで決きめるのさ
Ohオー myマイ friendsフレンズ 何度なんども書かき直なおしては 涙なみだで描かいた 僕ぼくのスタートライン

終おわりも始はじまりもせずに 続つづいて行いく道みちを 君きみが今日きょうも歩あるいている
Ohオー pleaseプリーズ listenリッスン toトゥ myマイ melodiesメロディ－ズ, soソー thisディス isイズ yourユア songソング.
踏切ふみきりで立たち止どまった僕ぼくら まるでレースの途中とちゅうのランナー

Ohオー soソー thisディス isイズ yourユア songソング.
悔くやしくて 泣ないたことがある 君きみはレースの途中とちゅうのランナー