「待ち合わせ」の歌詞 馬場俊英

もしも君きみに逢あえるのなら まず初はじめにどんな話はなし
もしも君きみに逢あえるのなら まず初はじめにどこに行ゆくだろう

街まちを歩あるいて 好すきな映画えいがを観みて 駅えきのホーム 椅子いすに腰掛こしかけて
夕暮ゆうぐれの風かぜに肩寄かたよせて ふたり…

君きみを何度なんど 忘わすれても 知しらずにまた考かんがえてしまう
何度なんど 君きみをあきらめても 何度なんど 君きみを胸むねにしまっても
通とおり過すぎる人並ひとなみに紛まぎれ ふたりでまた 待まち合あわせしよう
場所ばしょもない 時間じかんもない ただ瞳閉ひとみとじるだけ

もしも君きみと他愛たあいのない 喧嘩けんかをするならどんなふうだろう
僕ぼくも君きみも意地いじを張はるから ゴメンの合図あいずを決きめておこう

そして夜よるに さよならするなら どんな言葉ことば ふたり交かわすだろう?
「電話でんわするよ」「また明日あした」 それとも…

君きみを何度なんど 忘わすれても 知しらずにまた考かんがえてしまう
何度なんど 君きみをあきらめても 何度なんど 君きみを胸むねにしまっても
もしも願ねがいがひとつだけ叶かない もう一度抱いちどだきしめられるならば
この世界せかいのどこへでも 僕ぼくは君きみに逢あいに行ゆくよ

ひとり彷徨さまよい 記憶きおくの街まちを歩あるく
あの頃ころに帰かえりたい もう一度いちどだけ戻もどりたい

君きみを何度なんど 忘わすれても 知しらずにまた考かんがえてしまう
何度なんど 君きみをあきらめても 何度なんど 君きみを胸むねにしまっても
もしも願ねがいがひとつだけ叶かない もう一度抱いちどだきしめられるならば
この世界せかいのどこまでも 僕ぼくは君きみに逢あいに行ゆくよ

何度なんどでも 何度なんどでも…