「Losing a distance」の歌詞 鬼束ちひろ

心こころを捨すててもいいくらいに
とても美うつくしい人ひとだから
私あたしはどこまでも愚おろかになれる
砂漠さばくを飛とび回まわる青あおい鳥とりのように

遠とおくへは行いけない
もうここは遠とおすぎる
側そばにいて それでも 瞬またたく夢ゆめみたいで
このままじゃ 貴方あなたの海うみに沈しずんでゆく
距離きょりを失うしないながら

ひとつの思おもいだけで怖こわくはないの
だけど美うつくしい人ひとだから
明日あしたは簡単かんたんに訪おとずれるけれど
疑うたがってしまう ここが終おわりのようで

遠とおくへは行いけない
もうここは遠とおすぎる
引ひき止とめて そうすれば 自分じぶんを騙だませるなんて
このままじゃ 貴方あなたの海うみに沈しずんでゆく
距離きょりを失うしないながら

意識いしきするのを許ゆるして欲ほしい
目めの前まえのものは
途端とたんに姿すがたを消けすから
意識いしきするのを
宝石ほうせきみたいな貴方あなたの目めの前まえにいる奇跡きせきを

遠とおくへは行いけない
もうここは遠とおすぎる
側そばにいて それでも 瞬またたく夢ゆめみたいで
このままじゃ 貴方あなたの海うみに

遠とおくへは行いけない
もうここは遠とおすぎる
引ひき止とめて そうすれば 自分じぶんを騙だませるなんて
このままじゃ 貴方あなたの海うみに沈しずんでゆく
距離きょりを失うしないながら

距離きょりを失うしないながら

距離きょりを失うしないながら