「回帰のシンクロニシティ」の歌詞 鶴田加茂&MOSAIC.TUNE,初音ミク

平凡へいぼんな人生じんせい フラットな旋律せんりつの上うえ 非日常メテオはffフォルテッシモで降ふる
オートマティックな思考しこう 傲慢ごうまんな過信かしんで 貪欲どんよくに回路かいろを網羅もうらしたがる
完全かんぜんな存在そんざい 叡智えいちの集合体しゅうごうたいへと近ちかづく 漠然ばくぜんとした不安ふあん
欠かけているものは、何なに 言語化げんごかはできない 正ただしさの基準きじゅんはどこにある?

送おくられたメッセージ 相反あいはんする二ふたつの未来みらい 一ひとつだけ選えらび取とれ
(信しんじられない)誰だれを疑うたがう (でも信しんじたい)誰だれを信しんじる
(今信いましんじたい)決断けつだんは今いま、迫せまられる

無限むげんのミュージック 感かんじ取とったアンドロイド
瞳越ファインダーごし あの日ひの私わたしへ送おくる
「この未来みらいを選えらんで、おいで」
混線こんせんする時空じくうを抜ぬけて 燦然さんぜんと瞬かがやいた
軌道きどうを巡めぐり 見守みまもっている 遠とおく掴つかめない衛星サテライト
必然ひつぜんの隙間すきまで揺蕩たゆたうシンクロニシティ
もう一度いちど 取とり戻もどすから

秘密ひみつのラボラトリ シャープな現実げんじつに奪うばわれた月つき 対立たいりつする構造こうぞう
交錯こうさくする思惑おもわく 渦うずに巻まき込こまれて 翻弄ほんろうされるだけの脆弱ぜいじゃくな意思いし
カタコンベの内部ないぶ 深層しんそうに触ふれそうな手てと 嫌疑けんぎの視線しせんが突つき刺ささる
振ふりかざすそれぞれの正義せいぎは盲目もうもくに 犠牲ぎせいを惜おしまず顧かえりみない

一人ひとりじゃない それだけで見みえてくる 前方ぜんぽうを照てらす新あらたな道標みちしるべ
(Count Two)私わたしの為ために (Count One)月あのこの為ために
(Count Zero)現在げんざいはまた、動うごき出だす

有限ゆうげんの手段しゅだんを駆使くしし 最高さいこうの結末けつまつへ
誰だれもが皆みな 譲ゆずれない答こたえを手てに入いれたくて抗あらがう運命さだめ
偶然ぐうぜんの意味いみを知しらないラプラスの悪魔あくま
奇跡きせきを求もとめ 走はしり始はじめた無謀むぼうな足あしが罠わなに落おちる
必然ひつぜんの狭間すきまで彷徨さまようシンクロニシティ
諦あきらめはまだ知しらない

絶対ぜったいや必然ひつぜんだけで在あり得えない世界せかい
一筋ひとすじの希望きぼうを満みたそうとする何なにかが有ある
偶然ぐうぜんを引ひき寄よせる意図いとを 心こころに宿やどして
私わたしと月つきを結むすぼう

見みつめ合あったら言いえる
「私わたしがきっと導みちびくから、墜おちておいで」

混線こんせんする時空じくうを抜ぬけて 燦然さんぜんと瞬かがやいた
軌道きどうを巡めぐり 戻もどっておいで 私わたしのところへ、衛星サテライト
必然ひつぜんの隙間すきまで揺蕩たゆたうシンクロニシティ
かならず受うけ止とめるから

有限ゆうげんの手段しゅだんを駆使くしし 最高さいこうの結末けつまつへ
誰だれもが皆みな 譲ゆずれない答こたえを手てに入いれたくて抗あらがう運命さだめ
偶然ぐうぜんの価値かちを知しらないラプラスの悪魔あくま
軌跡きせきを辿たどり ふたり 再ふたたび重かさね合あわさる未来みらいを待まつ
必然ひつぜんの真理しんりを欺あざむくシンクロニシティ
もう一度いちど 光ひかってみせて