「贖罪のセレナーデ」の歌詞 黒猫(花澤香菜),高坂京介(中村悠一)

黒くろき眠ねむりの淵ふちから今産声いまうぶごえを上あげて
彷徨さまよいながら契約やくそくを探さがし続つづけている
Deadly fall

紅蓮ぐれんに霞かすむ月夜つきよに誘いざなわれたまま
記憶きおくの中なかで慟哭どうこくを繰くり返かえして行いく

全すべて仕組しくまれた罪つみ
雨あめは無情むじょうに降ふり注そそぐ
人ひとの痛いたみも 穢けがれた夢ゆめも
此この世よの果はてに帰きする刻ときまで

Maschera 哀あいを奏かなでる
優やさしい旋律せんりつに抱いだかれて
Maschera 言葉ことばを聞きかせて
僕ぼくはまた闇やみに堕おちる

亡なくした想おもいのカケラ
あやなす未来みらいの中なかで
幾重いくえに纏まとう虚像きょぞうのハリボテには
たゆたう命いのちと歪ゆがめられた理ことわりがある

耳みみをすまして
僕ぼくは僕ぼくに問といかけた
何故失なぜうしなうの 何故得なぜえられるの
最後さいごまで嗤わらうのは誰だれなの?
Maschera 揺ゆらめく光ひかりに
還かえれない明日あしたを紡つむいでは
Maschera 涙なみだを教おしえて
せめて夢ゆめが夢ゆめである前まえに

Maschera 愛あいを奏かなでる
哀かなしい旋律せんりつに抱いだかれて
Maschera 言葉ことばを聞きかせて
僕ぼくはまた空そらに堕おちて行ゆく
Maschera 君きみを愛あいしてる
それだけのことなのに苦くるしくて
Maschera 心こころを殺ころした
あの日ひから鳴なり止やまない
胸むねの音聴おときいて