「今宵、碧い森深く」の歌詞 ALI PROJECT
2006/12/6 リリース- 文字サイズ
- よみがな
この楽曲へのみんなの気持ち
貴婦人きふじんの甘あまい香水こうすい
透明とうめいな蝶ちょうの翅はねのように舞まい
扇おうぎの陰かげの囁ささやきが
楽士がくしらの前奏ぜんそうに溶とけて…
フロアへと滑すべり出だす私わたしの爪先つまさき
裳裾すそを曳ひきずる衣擦きぬずれと
重かさなり合あった沓音くつおと
立たち止どまり見上みあげれば
碧あおい目めをした その人ひと
言葉ことばのない 眼差まなざしの会話かいわ
包つつまれる手て
薄絹うすぎぬの手套越てぶくろごしに
冷つめたい指ゆび 伝つたわれども
不安ふあんの欠片かけらひとつなく
少女しょうじょの憧あこがれの夢ゆめは
今いまこの瞬間ときへと結むすばれる
ワルツは星ほしの瞬またたき
慄おののきに似にた美うつくしい夜よは過すぎ
想おもうのは名なも知しらぬ人ひと
みずうみ色いろの かの瞳ひとみ
白亜館はくあかんの門扉もんぴの外そと
深ふかい森もりに一人迷ひとりまよい
やがて月つきの光墜ひかりおちて
横よこたわる翡翠ひすいの水面みなも
そして畔ほとりに佇たたずむあなた
言葉ことばもなく差さし出だされる腕うで
抱だきしめられ
眩暈めまいの果はて踊おどっている
金きんの鱗うろこ 纏まとう魚さかな
銀ぎんの声こえで囀さえずる鳥とり
咲さき乱みだれて溺おぼれる花はな
ここはどこで
あなたは誰だれ?
また今宵こよいも 彷徨さまよい込こんでは
茨いばらの棘とげ 怖おそれもせず奥おくへ奥おくへ
言葉ことばもなく 差さし伸のべる腕うでを
絡からめとられ
闇やみに向むかい踊おどっている
これが夢ゆめであるのならば
どうかけして覚さめないよう
二度にどと離はなれられないように
私わたしの心臓しんぞうを止とめて
真まっ赤かな薔薇ばらを
その手てでもぎとるように
透明とうめいな蝶ちょうの翅はねのように舞まい
扇おうぎの陰かげの囁ささやきが
楽士がくしらの前奏ぜんそうに溶とけて…
フロアへと滑すべり出だす私わたしの爪先つまさき
裳裾すそを曳ひきずる衣擦きぬずれと
重かさなり合あった沓音くつおと
立たち止どまり見上みあげれば
碧あおい目めをした その人ひと
言葉ことばのない 眼差まなざしの会話かいわ
包つつまれる手て
薄絹うすぎぬの手套越てぶくろごしに
冷つめたい指ゆび 伝つたわれども
不安ふあんの欠片かけらひとつなく
少女しょうじょの憧あこがれの夢ゆめは
今いまこの瞬間ときへと結むすばれる
ワルツは星ほしの瞬またたき
慄おののきに似にた美うつくしい夜よは過すぎ
想おもうのは名なも知しらぬ人ひと
みずうみ色いろの かの瞳ひとみ
白亜館はくあかんの門扉もんぴの外そと
深ふかい森もりに一人迷ひとりまよい
やがて月つきの光墜ひかりおちて
横よこたわる翡翠ひすいの水面みなも
そして畔ほとりに佇たたずむあなた
言葉ことばもなく差さし出だされる腕うで
抱だきしめられ
眩暈めまいの果はて踊おどっている
金きんの鱗うろこ 纏まとう魚さかな
銀ぎんの声こえで囀さえずる鳥とり
咲さき乱みだれて溺おぼれる花はな
ここはどこで
あなたは誰だれ?
また今宵こよいも 彷徨さまよい込こんでは
茨いばらの棘とげ 怖おそれもせず奥おくへ奥おくへ
言葉ことばもなく 差さし伸のべる腕うでを
絡からめとられ
闇やみに向むかい踊おどっている
これが夢ゆめであるのならば
どうかけして覚さめないよう
二度にどと離はなれられないように
私わたしの心臓しんぞうを止とめて
真まっ赤かな薔薇ばらを
その手てでもぎとるように